新築する際に考えなければいけない収納計画とは

注文住宅ノウハウ

こんにちは。THRIVEのしょうごです。

今回、新築する際に絶対に外せない、後で後悔することになる収納計画について
お話ししたいと思います。

新築を計画するときに重要視する所は

  • どこのどんな土地を選ぶのか
  • 家の外観にこだわる
  • 見た目より間取りの使いやすさ
  • 内装の雰囲気重視
  • 予算計画により、なるべく安く済ませたい
  • 他にはないオリジナルを取り入れたい

いろいろと考えたり調べたりする中で、悩みは膨らむばかりで
どこを重要視すればいいのか、自分たちがどこにこだわっていたのか
段々と迷走していってしまうのではないでしょうか。

上記に挙げた事項はどれもマイホーム計画をしていく中で
切っても切れない大事なポイントになるはずです。

しかしながら、とっても大事なところに視点がいっていないのです。

建てる時より住むことを考えましょう

新築を計画するときには、目に見えてわかるところにしか
考えが及ばないものなのです。

何にも無いところから、新築をして家が出来上がるので、
どうしても見た目の所にしか、考えが浮かばないと思いますが、
何よりも大切なのは、これから長いローンなどを返済しながら、
大事に使っていかなければならないのですから、
建てた満足感よりも、長い目で見たときには住みやすさを重視した方が
良いのではないかと考えております。

もちろん愛着を持つためには、外観や内装をこだわるのも
とっても大事になってくると思いますし、
こだわるべきだと僕は思います。

何でもいいとか、そこの場所にはこだわりないから、
相手(夫や妻)が決めればいい、
打ち合わせや現場での話し合いに必ず出るフレーズです。

家を建てて、お互いや家族が絶対に使わなかったり、
気にならないところなどあるのでしょうか?

自分しか使わない趣味室やスペースなどはいいですが、
キッチンや水回りは妻が内装や外観は夫が、
よくある役割分担の形です。

僕が新築を請け負わせていただくお客さまには、決定権はそれでも良いが、
お互いの意見などを出し、納得するまで話し合うのが
新築をする際、マイホーム計画を進めていく中で大事な所ではないでしょうか。

その中でも見逃しているところが収納です

広々とした部屋がいいとか、間取りに対するこだわりはバンバン出てくるのに、
収納をこの場所に欲しいとかいう意見はあまり出てきません。
こちらから提案したりした時に、ハッと気付く方もおられます。
建ててしまってから、収納スペースを取るのは難しいですし、
せっかく広くなると思っていた所に、収納スペースを設けなければ
ならなくなったり、建てた後で後悔しても遅い場合もあるのです。

生活をしてみなくてはわからないこともありますが、大抵の場合、
引越しをする際に使わないものがたくさん出てきたりします。
その時は思い切って、古いものは手放して処分しましょう。

新しく生活を始めていけば、物は確実に増えていきます。
引越しするときにはなるべく物を持ち込まないようにしないと、
せっかくの収納スペースがすぐにいっぱいになってしまいます。

だから僕は収納計画も見た目と同じくらいに大事になると思っております。

実際にどう考えたらいいのか?

収納しなければならない物を把握しましょう

実際に必要になる荷物の量は少なく見積もらないようにすることが大切です。

必ずと言っていいほど、荷物は増えます。
これから先の生活で必要になるものもあるでしょうから、
収納スペースは余裕をもって計画していくことをオススメします。

使い勝手のいい大きさにしましょう

収納スペースも大きければ大きいのがいいわけでもありません。
倉庫や物置に住むわけではないので、居住スペースと収納スペースの
配分も大切になるポイントです。

場所や間取りなどをしっかりと考えてWICは計画しましょう

最近ではWIC(ウォークインクローゼット)が増え、
女性の方は憧れのスペースではないでしょうか。
しかしながら、僕が工事を下請けしている工事の中で、
なんでこんな間取りにしたのか、WICは広いのに入り口が狭いものや、
使い勝手が悪そうな枕棚が付いていたりと、悪い例を結構見てきました。
あくまでもクローゼットなので、歩くスペースが広すぎたり、
物を取りにくくなってしまうのは避けたいところです。

収納で失敗しないコツとしては、ほかの内装と同時に計画を立てること。今の住宅でどのようなことに不満を持っているのか、新築の住居ではどのように改善したいのかを洗い出しましょう。

パートナーとしっかりと話し合い、その改善点で十分満足のいく収納スペースになるのか、使い勝手の点で見落としはないかなどを検討します。

設計段階でプロに相談するのも、悩み解決の近道です。ある程度意見をまとめて、話し合いながら進めていってください。

新築現場は施主さまでも見れる機会がありますので、自分の目で見て検証してみてください。現場で変更可能なものなら、その場で対応してもらうのが良いでしょう。

SNSフォロー、お問い合わせお待ちしています

THRIVEのSNS

Instagram

お仕事依頼

Gmail ⇒thrivearc(アットマーク)gmail.com

※アットマークを@に変えて送信してください。

関連記事