このたびは弊社のホームページにご来訪いただきまして、ありがとうございます。
株式会社THRIVE・代表取締役の三谷渉悟と申します。
簡単ですが、自己紹介をさせていただきたいと思います。
私は地元の工業高校【建築科】を卒業後、知り合いの親方のもとに大工の弟子として迎えていただきました。
大工を志したきっかけは父の存在です。
私の父は物心が付くころから自営業を営んでおり、
私が生まれたころは造園業、中学生の頃には住宅のリフォーム業を始めていました。
幼い頃から、ものづくりや細かな作業が好きだった私は、いつしか自らが大工として親父の仕事に貢献したい。
反対に、堅苦しさを感じる会社員としての自分を想像する事はありませんでした。
幼い頃から作業着の父を見て育ったため、作業着への憧れがあったのかもしれません。
私は高校へ通い、楽しく充実した三年間を過ごす中で、卒業制作として、
友人三人と近所の保育園へ2畳ほどの小さな遊び小屋を建てました。これが私の始めての作品です。
動機の半分は保育園の子供たちと遊ぶ事でしたが、それでもハウスを建てていく中で子どもたちはすごく喜んでくれ、その楽しみにしてくれる姿がいつしか私たちの喜びになりました。
これを契機に、何かを作り上げ、その結果として、誰かが喜んでくれる。その喜びを実感したのです。
私は親方のもとで8年間の修業を積み、独立を経て、ハウスメーカーや工務店の仕事を請け負いつつ仕事を続けて参りました。
そういった事を続けていると、いつしか自らの名前で仕事を請け負い、いろいろな方のおかげで培えた技術や思いを建築として表現できる工務店がしたいと思うようになりました。
住宅思想が目まぐるしく変化する中、仕事を続けていくうえで、若い子育て世代が家を建てる姿を見てきました。
その背景に、地元に高齢者の単独世帯が増え、その結果して、空き家が増加している現状を目の当たりにしています。
私の妻の実家はとても仲のいい家族です。
みんなで一緒に旅行に行ったり、ご飯を食べたり、私にはとても羨ましくまたその家族になれたことをとても感謝しています。
そんな中、私の妻の実家を新築する機会に恵まれ、兄夫婦と両親が同居し二世帯住宅を建てる計画をしていました。
その計画を一緒にしていく中で、親・子・孫の三世代が一緒に住むということが、今とても減っていることを改めて考えさせられました。
私は、『三世代をつなぎ、未来をつむぐ家造り』をコンセプトにかかげ、
住み慣れた場所でライフスタイルの変化と共に、親・子・孫が1つの場所に集まりたくなるような、それぞれの世代にフィットする住まい造りを提案していきます。
今の建築業界の一番の問題点は担い手不足であり、どの業種でも深刻な問題を抱えています。
私が就職した頃は、なんで職人になるという選択をしたのか?と聞かれることがたくさんありました。
それでも、おかげさまで大工になるという選択をした事に後悔はありません。
それどころか、家造りという、人生においてのビッグイベントのお手伝いをさせていただける、この仕事に誇りを持っています。
技術はもちろんのこと、仕事を通して人を幸せに出来る会社であり続けるため、若い力で感性豊かに施主様の「こうしたい」という思いをひとつひとつ実現をし、
夢が膨らみ、希望で溢れる、住まい造りを目指します!
私たちの想いに共感したスタッフがいて、お客様の一生に関わる家づくりがあって、それで初めて社会に必要とされる会社に成長する事が出来ます。
この理念の追求こそが、弊社を選んでいただいた施主様の末永い安心に繋がり、ひいてはスタッフやその家族、自分自身と家族の幸せにつながっていると信じています。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
三谷渉悟