家族の距離感と家事動線を究める。プロの「正直な助言」で叶えた冬でも暖かい二世帯住宅

福井県敦賀市で二世帯住宅を検討する際、多くの方が直面するのが「プライバシーの確保」と「北陸の冬の寒さ」という2つの課題です。

今回は、あえて「憧れの設計」を断念したことで、最高レベルの快適性と家族の絆を手に入れた二世帯住宅の事例をご紹介します。現場を知るプロの目線が、どのように理想の住まいを形にしたのか。その裏側に迫ります。


1. 互いの時間を尊重する「絶妙な距離感」の間取り

二世帯住宅において、親世帯と子世代がストレスなく暮らすための鍵は、共有部分とプライベート空間の分け方にあります。

左右で分かれる「完全分離に近い」設計

今回の住まいでは、玄関を入って左右にそれぞれの居住スペースを分ける設計を採用しました

  • 共有スペースの配置: お風呂と洗面所のみを共用とし、建物の中心に配置 。
  • プライバシーの配慮: それぞれの生活リズムを尊重し、心地よい距離感を保ちながら暮らせる工夫を施しています 。

2. 1階で完結する「究極の家事動線」

日々の忙しい家事を軽減するために、生活の基盤を1階に集約する間取りを徹底しました。

1階の大型ウォークインクローゼット(WIC)

家族全員が使える広めのWICを1階に設置しました 。これにより、以下のメリットが生まれています。

  • 生活動線の短縮: 1階で着替えから洗濯、収納までがすべて完結します 。
  • 将来への備え: 年を重ねても階段の上り下りによる負担を最小限に抑えられる、一生涯快適な設計です。

3. 憧れよりも「快適さ」を選んだ、プロの正直な助言

この家づくりの最大の転換点は、施主様が希望されていた「吹き抜けのあるリビング階段」を、プロの判断であえて断念したことでした

なぜ「吹き抜け」を止めたのか?

北陸・敦賀の厳しい気候を知り尽くした工務店として、以下の懸念を正直にお伝えしました。

  • 寒冷地のリスク: 吹き抜けは開放感がある一方で、冷気が入り込みやすく、暖房効率を著しく下げてしまいます 。
  • 本音の提案: 一般的な営業マンであれば「できます」と言ってしまうところを、大工目線で「住みやすさ」を最優先したアドバイスを行いました 。

4. 冬でも暖房いらず。床暖房がもたらす最高の幸福度

吹き抜けを断念し、断熱性を重視した設計に舵を切った結果、冬の快適性は想像以上のものとなりました。

床暖房だけで過ごせる「魔法瓶」のような家

  • 圧倒的な暖かさ: 真冬でも暖房器具をほとんど使わず、床暖房だけで十分に暖かい住環境が実現しました 。
  • 適材適所の設置: リビングはもちろん、お子様の勉強スペースやキッチンにも床暖房を導入。足元から温まることで、奥様の立ち仕事も快適です 。

建築のプロが、あなたの「一生の安心」を支えます

今回の家づくりでは、机や子供用の椅子といった造作家具まで、職人が一つひとつ丁寧に作り上げました 。現場の几帳面な仕事ぶりこそが、長期にわたる安心と満足に繋がります

見た目の華やかさだけでなく、地域の気候に合った「本当に住みやすい家」を作りたい。そんな方は、ぜひ一度私たちの内覧会で、その確かな違いを体感してください。

関連記事