【新築】三世代を繋ぐ二世帯住宅へ

夢の形を実現する第一歩になりました。

この住宅は、私が独り立ちをして初めて請け負った、新築住宅になります。

自分の思いをいつか形にしたいと思っていましたが、こんなに早いタイミングで私の夢とお客さまの夢のお手伝いが出来たことをうれしく思います。

親世帯・子世帯がそれぞれの生活がある中、毎日のように子世帯家族が行き来をされておりました。

そんな仲の良いご家族だからこそ、今回の同じ屋根の下で暮らすことを夢見ておられたのだと思います。

1から立ち会わせていただきました

土地選びからご相談を受け、話し合いさせていただきました。

両世帯のお住まいが近かった事と慣れ親しんだ、今の環境をなるべく変えたくない。といった所から、周辺の土地を探しました。

マイホーム計画がスタート

今回は二世帯で、それぞれの生活があるため、それぞれ世帯ごとの要望や個々の希望なども伺い、共用で使う所や大きさなどいろいろと試行錯誤しながら計画を進めていきました。

今回のポイント

・コストがかかっても長期でみてケチらない

家が大きい為なるべくでもメンテナンスを少なくするために考えました。

そこで外壁はガリバリウム鋼板のKスパンというものを選びました。

これは外壁を施工するときに、表面に釘やビスが出ないように隠しながら施工していくものです。

釘などの頭は施工後にタッチアップと言って、塗料を塗るのですが、雨などでだんだんと塗料も取れていきます。

そうすると釘などの頭だけが光って、釘打ちの跡が目立ってきます。

わずかの釘を打ってあるところの隙間から僅かですが、雨が裏側に入ることもあります。

防水措置をしてありますが、長年のことを考えると、少しでもそういった所を無くした方が家の為にもなります。

外壁材自体凸凹しているので、通気にもなり、空気が溜まって蒸れることもありません。

こういった面でKスパンをオススメしました。

デザインの一部で雨が直接当たることの少ないアプローチの部分に木目柄のサイディングを施工しました。

・体にも体感的にも絶対床暖房

キッチンとリビングダイニングには全面床暖房を施工しました。

冬場の冷えと冷え性の体質を気にされていたので、キッチンの所の床暖房も大変喜んでくれました。

LDKには床暖房は絶対にした方がいいと思います。

・こだわりの洗面カウンター

造作の洗面カウンターは朝の準備などで混雑することを想定して、広々としたスペースにしました。

モザイクタイルで仕上げ、色合いまでこだわりました。

・よく使う場所だからこそWIC

 

子世帯にはLDKから入れる、共用スペースのWICを作りました。

毎日着る服やすぐに使う小物などを収納するのに便利だと思います。

・ワンランク上に見せるならの建築化照明

建築化照明にもこだわり、見た目はもちろんのこと、場所やニーズに合わせて、使い勝手の良い配置にしました。

見えない所にもこだわりを詰め込んだ、三世代が喜ぶ二世帯住宅になったと思います。